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霧のロンドン [生活]

 昨日から濃い霧がかかっています。

 ロンドンの霧は有名です。シャーロックホームズや「切り裂きジャック」が映像化されると、警官が巡回している夜は必ず霧に包まれています。

 でも、私が知るこの9年間にも、ここまでひどい霧は無かった気がします。朝晩だけでなく、一日中途切れる時間がありません。

 夫がストックホルムから今夜帰って来る予定なのですが、空港のホームページをチェックしてみると、20時35分着が23時30分着に変更になっています。
 夜御飯は帰ってから家でゆっくり食べたい、と言っていましたが、空港で済ませて、飛行機が飛ぶのを待ち続けているのかしら、可哀想に…

 外を観ると、街路樹や車のヘッドライト、通りを歩く人にまで白い靄がかかっていて幻想的です。


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あと一週間 [生活]

 あと一週間でクリスマスですね。
 
 夫と子供3人を連れてクリスマスツリーを買いに近所の八百屋(兼、花屋)へ行きました。様々なサイズの樅の木を売っていましたが、家族も多いことですし?一番大きいものを選びました。

 こちらでは大抵の人が本物の木を使います。十二夜と言われる1月6日まで飾って、決められた日に外へ出しておくと回収車が持って行ってくれます(出し忘れても、リサイクルセンターなどへ持って行けば、処理をして貰える)。

 5人でわっせわっせと家まで担いで帰りました。3メートル位の高さがありそうです、入るかな〜? ギリギリでした、てっぺんが天井についているよお。

 もう大きい子供達は興味が無いようなので、はしゃぐ私の子供達が飾り付けをしました。我が家らしく、統一性の無い様々なデコレーション(殆ど手作り)が付けられて行きます。夫はデザイナーズツリーと言って、統一されたデコレーションを異様に嫌っています。家庭的雰囲気が漂わないからでしょうかね。やはりクリスマスは家族のものです。

 木の下には既に幾つかのプレゼントが置いてあって、子供達はそこから目が離せません。毎朝、起きると開口一番「あと○日でクリスマス!!」と叫んでます。


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目覚まし時計 [生活]

 子供のお弁当作りの為に、毎朝6時に起きています。

 前の晩に目覚ましセットしてから本を読み、電気を消す前にもう一度チェック。なにせイギリスは緯度が高いので、冬の今は8時くらいにならないと明るくなり始めません。お日さまと一緒に起きていたんじゃあ全く間に合わないのです。
 寝過ごすと、子供達は一本しか無い通学バスに乗り遅れるので、私が自分で学校まで送って行かなくてはなりません。とーっても遠いんです。だから絶対にしたくありません。

 同じバス停のお母様の中には2個も3個も目覚ましをセットする人がいらっしゃる…無意識で消してしまって、また寝ちゃうタイプ。

 私は二度寝はしないので目覚まし1個でやってきたのですが、最近ふと気付きました。この時計を買ってから一度も電池を変えていない! 購入したのは夫の「マクベス」の初日だったから、ひぇ〜二年以上が経っている、いつ止まってもおかしく無いと思い、その日のうちに新しい電池を購入しました。
 電池を買ったまでは私にしては珍しく素早い行動。で、すぐに取り替えればいいのに、まさか翌日に止まったりはしないだろう…と思ったのが大間違い、そのまさかが起きたんです。

 嵐のような強い風音で目が覚めた翌朝、まだ目覚ましが鳴らないし5時台かしら、と暫くトロトロしていました。でも、何かが変、変、と思いながら更に15分程が過ぎ、ちょっと時間でも見てみるかと壁の時計を見ると、えぇーっ! 6時45分だ〜〜〜!!!
 文字通り飛び起きて、慌てて子供達を起こして、急いでお弁当を作って、家を飛び出し、ってその時にはいつもの時間になっていたので、安全運転でバス停まで行きました。

 6時45分でも間に合うんじゃない。

 それにしても虫の知らせ? 偶然のことに驚いたな、少し。


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人徳? 愛嬌? [生活]

 先日、野暮用があって夫と車で都心へ行きました。そこはウェストミンスター寺院のすぐ近く。私が
「まだ中を見た事無いなあ」
と呟くと、
「ほ、本当か? もう何年ロンドンに暮らしているんだ?」
と異様に驚く夫。連れて来てくれなかったじゃない…

 って人のせいにする気は無いのですが、住んでいると自発的には行きませんよね、いわゆる観光名所。東京に住んでいる人が東京タワーや浅草寺に行かないように(あれ? 両方行った事がある…)。

 正面から入ろうとしたら警備の人に建物の横側へ行けと言われ、指をさされた入り口へ行くと…そこは劇場や美術館のボックスオフィスのようになっていて、見学者に一律10ポンド(2000円!)でチケットを売っています。私も驚きましたが、夫は怒りました。ブース内の女性に向かって、
「祈りに来たのに(これは嘘)、教会がチケット代を払えと言うのか!」
と言うと、
「なら、正面から入って下さい」
って、さっきの所に戻れってことね、はい。

 その正面に向かう間、プリプリしている夫に私は意見を述べました。
「こうした美しい建造物には莫大な維持費がかかっていて、それを享受させて頂くのに、その一部を負担するのは仕方が無いと思う。祈るなんてしないくせに!」
しかし彼は聞く耳を持たず。正面の警備員に、
「祈りに来た(またまた嘘)のだから、こちらから入る」
と入れてもらいました。

 そこでは確かにミサをしてましたが、明らかに見学者と思われる人達もいて、この正面口が観光ツアーの出口になっている様子。ということは、逆流して行けば歴代のキングやクイーンの墓や、偉大な芸術家達の記念碑等のある主要部も見られる筈、と回廊に一旦抜けてから、その部分に入ろうとすると…
 当然おりました、見張り番が。聖職者に見える(おそらく普通の人だと思う)長いガウンを着た人物が、逆流して来た私達に、
「チケット見せて下さい」
と。夫は
「持っていない」
の一言で無理矢理入って行こうとします。ガウンの人物は
「それでは入れる訳にはいかない」
と前に立ちはだかります。
夫:「教会に入って何が悪い、祈りに来たんだぞ(真っ赤な嘘)」
ガウン:「他の人がしているようにして下さい」
って、この辺りでは二人ともかなり大声になっていて、皆が見てるぅ〜! 私も最初は
「ねえ、チケット買うべきでしょ」
とか何とか小声で言っていたのだけれど、最後は他人のふりをしようかと思っちゃいました。あ〜どうして”いつも”こうなるの?!?

 しかし、これは夫の呆れるべき、と同時に感心すべき点なのであります。
 彼が言った「祈りに来た」というのは嘘ですが、祈りに来る人も当然いるはずで、そうした人が懐具合にも関わらず、高い入場料なるものを強制されて払わないと寺院の主要部分に入れてもらえないという事実はモラルに反する、だから議論の必要がある訳です。

 お互いが自分の考えを激しく衝突させます。で…激しかった語調がだんだん穏やかになってきた…笑いが出てきた…そして最後にはどうなったと思います?
 無料でチケット、招待券を頂いてしまいました。しかもクリスマスイブの混んでいるミサも席をとってあげる、とか何とか。
 こちらの人は組織の中にいても自分の考えで動きますからね、夫は見事にガウンさんの心を掴んでしまったようです。その後も私達の行く先々に現れ、頼みもしないのに色々と解説してくれました。

 夫もガウンさんの言い分をきちんと聞きました。まさに私の主張した通りです。
 チケット代をとらないと、訪れた際に善意で寄付をする人なんて最近は殆どいないので、こんなに綺麗に保存は出来ない。実際にチケットを売らない教会や寺院は崩れかけているから、私は決めた寺院に少ない給料から毎年寄付をしている。ここの一回10ポンドという料金についても、2回目以降は請求しない、私達はチケットの日付はチェックしたりしない、とのことでした。

 私に対して、君の言った通りだった、でも僕はきちんと相手に問いたださないと分からないんだ、とか何とか言っている夫から20ポンド札をとり上げ、募金箱に入れました。

 それにしても、規則を破って喧嘩のような事をふっかけても最後には招待券を貰ってしまう夫について、
「人徳かなぁ」
と言ったら、妹姫のS子に、
「そういうのは人徳とは言わない、愛嬌だ」
と訂正されました。確かに。

 ガウンさんにも
「彼はいつもこうなのか?」
と聞かれ、
「はい、そうです」
と答えると、
「グッド チャレンジ!」
と言われました。


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