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週末 [観劇・稽古]

 土曜日はオフだったので、欲張って舞台を2本! 昼は新国立劇場で広崎うらんさんの『パラダイス』、夜は野田秀樹さんの『パイパー』を。

 オリジナリティとエネルギー溢れる舞台、友人との再会、素敵な出会いで心を思いっきり満たして参りました。

 そして昨日はオケ合わせ(オーケストラと合わせるリハーサル)。どんな音やリズムに合わせて歌うのかと皆でかなり真剣に耳をすまして聴いていました。
 動きは無し、ただマイクの前に立って歌うのですが…面白いものです、動いていたらあり得ないようなハプニングが随所で起きていました。

 全員が交代で合わせていくので座っている時間の多い一日でしたが、その間夫と子供たちは公園で思いっきり体を動かしていたようです!

 

『波止場』 [鑑賞]

 先日、衛星放送にてオンエアされた『波止場』を観ました。夫は疲れているから早く寝ると言っていたものの、始まったら結局最後まで観ていました。

 実は初めて観たのです。予備知識はマーロン・ブランドが主演という事のみ、こんなにもメッセージ性の強い作品とは知らず、ぐいぐいと引き込まれて行きました。

 世界で絶えない独裁や暴力、家族や自分の命を危険に晒してもそれに抗うことが出来るか、と自らに問いながら。

 監督のエリア・カザンはこの作品を撮った2年ほど前、アメリカに吹き荒れた「赤狩り」で共産主義者として告発された際、自分がそうでないことを証明する為に、共産主義者と思われる友人を密告?しています(その事実の為に未だにハリウッドでは彼への評価は大きく分かれるらしい)。

 この(裏切り)行為によって彼は自由を得て『波止場』をはじめ大作を次々と生み出しゆきますが、???…映画の内容と相反するような行為…??? 

 彼の言い分は、共産主義は独裁をもたらし(スターリンのような)芸術の自由を抑圧する存在と恐れた、つまり暴力の脅威をマッカーシズムではなく共産主義の方に感じていたということなのですが…

 ストーリー、強烈な印象を残す俳優陣、何気なく観だした映画で思わぬ密な時間を過ごしました。