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別れ、そして出会い [舞台]


 終わりました…って、もう一週間以上経っている。

 オーディションや2007年の初日はもう遠い日なのですが、あっという間だった気もします。

 最後の挨拶で「ファンティーヌと言う女性に出会えて嬉しかった」と言いました。

 役を演じると、その人と一体化してくる…演出家Jの言う「役者が役に近付いて行き、役も役者に近付いて来る」という状態。

 今回の別れは少しつらかった、意志に反して引き離されるような…でも本当に出会えて良かったと心から思います。人生を豊かにして頂きました。

 で、放心状態になる間もなく、新しい出会いがありました。夫のワークショップ通訳として参加をさせて頂いたのです。
 通訳という新しい分野との出会い、そして若さではちきれんばかりの役者さん達との出会い。

 いいっ、この前に向かって行こうとするエネルギー、何でも吸収しようという貪欲さが!
 娘や息子には大きすぎますが、それに近い感覚を持ってしまった私。

 私も高校を卒業して2年間は、舞台に立つための基礎となるものをひたすら学びました。日舞、バレエジャズダンス、パントマイム、声楽、演技、これを月〜土みっちりとやった上に、個人的には週1〜3で舞台、週3で映画美術館にも通いました。その間には師匠(玉三郎先生)のヨーロッパ公演に連れて行って頂くという課外授業もあり、大変内容の濃い日々でした。

 こうした日々が、舞台だけに限らず、どれだけ自分の人生の糧となっているか。今になって実感することも数多くあるのです。

 演劇学校に限らず、勉強をしたことや水泳に打ち込んだ日々といったもの、若い時期にエネルギーを費やしたことは、自分を形作る大きな一部となっていると。

 今回一緒に(たったの5日間でしたが)過ごした日々が役に立つか立たないかは分かりませんが、彼らのどんな一部になっていくのか、大いに興味を持ちました。

 またどこかで、舞台の仕事で会えたら良いね〜、と言ってお別れをしてきました。みんな頑張れ〜! 私も頑張れ〜!って。

 通訳に関しては……夫Jでいるのは疲れることだと。よく動く、よく喋る。こんなに喋ったのは人生初めてです。『レミ』の舞台で歌い続けるよりも喉が疲れました。
 夫がいつも、特に演出の仕事をしている期間、咳込んでいる理由も分かったような!

 +(プラス)自分の意志で話さないという難しさ。自分を殺して他人の言うことを話し続けるのは結構つらい。集中力がきれると見失う……何回かありました、ごめんなさい、の瞬間が。

 でもこれも経験。人生の糧として行こう。

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